2006.Dec.03.Sun ぶたぶたこぶた [長年日記]
■ 12月の休日
昨夜はめっちゃ寒かった。今朝も気温低かったけど、お天気がよくてぽかぽかしてきた。布団を干して冬仕様にしよう。
■ 職人への挑戦状?
「新日曜美術館」で伊東豊雄特集。まとめて見れて面白かった。仙台は出張でよく行ってたんだけどせんだいメディアテークができるずっと前だったので、機会があればまた行って観てたい(そしてカキフライも食べたい)。
ぐりんぐりん(竹中かぁ)の施工現場の映像もあったけど、型枠大工の悲鳴が聞こえそうだった(笑)。でもこういうのって、職人さん達は口では「まっすぐ建てろ!」とか言いながら内心はメラメラと職人魂をかき立てられてるんだよねw。
こういう形状が可能なのもコンピューターのお陰なんだろうけど、単に図面引きのソフトじゃなく言葉通りの意味でCAD(computer-aided design)だ。
■ まもなく
出身中学の前を久々に通ったら学校敷地内の一部が地下鉄入り口になってた。今月24日開通予定の地下鉄今里筋線の入り口。黄色が強いオレンジで派手(ブルーは養生シート)。
赤字路線じゃないかと予想されてるけど、私なんかは結構便利になる。
■ 007
「カジノ・ロワイヤル」の公開にリンクして「ワールド・イズ・ノット・イナフ」がTV放送。久々に007シリーズ観たけどやっぱり好きだ。様式美w。ピアース・ブロスナンのボンドはあんまし好みじゃないんだけどね。
Wikipediaによると「The World Is Not Enough(世界を手に入れてもまだ足りない)」はボンド家の家訓なんだって!(笑)
[]



難しそうな課題の方が萌えるんですよね(笑)←似非職人気質
職人さんたちのプライド(というか「衿持ち」のほうがぴったり)って少しひねてるから(笑)、あから様には表わさない人が多くて。こっそりと職人気質が出る人が多かったです。私が接した職人さんたちは。
千日前線までつながるのは便利ですよね。>今里線<br>阪急とつながってくれたら良いんですけどねー。
阪急の駅とはちょっと距離がありますね。けど上新庄駅の混雑が緩和されるといいなと思ってます。
ほとんどの設計者はまだCADはComputer Aided Drawing の域を脱してないと感じてますよ。手描きの時と思考がまだ変わり切ってません。変わるのがいいのかはわかりませんが。。。<br><br>最近の伊東さんの構造をやっているのはうちの大学の教授で、学内講演会のときにいろいろ裏話を聞けて面白かったですよ。
私が内装仕事をやってた時はほぼ100%ドラフターで図面を引いてたから、パソコンに向かってデザインするという手段が最終結果にどれくらい影響を与えているのかよくわからないのですが。<br>道具が変われば思考方法も変わる気がするけど、思ったほど影響ないのかなぁ?<br>構造分野は門外漢ですが、単に計算結果だけでなく実験結果などの実証をどのくらい元にされてるのか気になります。
CADによって図面上の1本の線の重みが変わりました。昔の手描きの線は実物へと直結する線、CADの線はデータ上で半分完結している線。だから若い設計者は安直なコピペでモノを作るということがわからずに進めてしまっている気がします。簡単過ぎて何も考えなくても見場(だけは)のいい図面が描けてしまい勘違いしてしまう。<br>出来たものの表層だけを想像して出来上がっている建築にはこれまでの建築にはない魅力もあるかもしれませんが、私はオールドタイプなので馴染み切れません。<br>昨日の伊東さんもメディアテークで物質に対する想いが圧倒的な鉄骨の質感によって戻ってきた気がするのですよ。結局モノを表現する為の図面という前提を忘れるとろくなものはできないと思います。
「安直なコピペでモノを作る」ってのはなんとなく想像できます。昔、上司に「簡単にひいてるその1本の線で何万〜何十万円単位でコストが変わってくるで」と大阪人らしい?助言をうけたこと思い出しました。<br>美しい(手描きの)図面って見とれますね。細部に直接描いた人のセンスが出るというか。私は「ぼんやりした図面」若しくは「ラクガキ見せてみ!」と大工さんに言われてましたw
そういう意味ではトレペ+青焼きというのは実に線の細太だけでなく強弱や主張などがわかりやすい伝達ツールだったんですよ。描き直しやためらいまでもまるっとわかりましたし。今更戻りはしませんけど、少なくとも補助線や躊躇する線がCADで表現できればもっと良くなるとは感じてます。
キレイに書き換えられた結果だけがすべてじゃなくて、痕跡みたいものが思わぬ情報を与えてくれることがありますね。