2005.Nov.10.Thu あおによし [長年日記]
■ 正倉院展
よっちゃんと近鉄で奈良へ。来週月曜日までということで、ものすごい人出。入場するにも長蛇の列でした。今年で56回目の正倉院展だけど、私は初めて。よっちゃんは4回目くらいらしいけど、今年は大々的に宣伝しているせいか今まで来た中で一番混雑しているとのことでした。
オフィシャルサイトに載ってる出品物と変更があったようで、コチラのほうが展示物の詳細がわかりやすいです。Flashで細部まで見られます。
場内での人気は平螺鈿背八角鏡と木画紫檀棊局。八角鏡の赤く見えるところは琥珀が埋め込まれているのだけど、とっても妖しい赤でした。1300年以上前の細工技術の高さにも驚かされるけど、意匠の完成度にも目を見張ります。昔の高貴な人々が愛でた宝物を、現代の我々が見ても「綺麗...」とため息まじりにつぶやいてしまうこと考えると、時間を越えた感覚になります。場内に置いてあったThe Daily Yomiuriのタイトルにあった「Timeless Collection」という表現がしっくりきました。
すごく豪華な孫の手!があって、形は今のとほぼいっしょだけど何故に?と問いたくなるほど細かい細工が施してありました。現代でもダイヤモンドでキティちゃんを作ったり、プラチナで服を作ったりしてるのを見て「???」と思うのですが、この孫の手は儀式具として用いられたからこんなに装飾されているんですね。
場内には宝物以外に、その頃の戸籍や役人の報告書なども多く(こっちのほうが多い)、それらをよく見ると几帳面な字・雑な字などの個性があり、まちがった文字の修正なども私たちに近い感覚で可笑しかったです。
■ きっちりと着る
せっかくなので早起きして着物で行きました。小紋に名古屋帯ながら、いつものカジュアル着物ではなく白衿・白足袋で。京都・奈良方面へ着物を着ていく時はあんまし着くずしていく勇気がありません。
奈良国立博物館のお庭を眺めながら、おいしいお抹茶とお菓子をいただきました。暫しほっこりしながら、着物で来てよかったなぁと思いました。
■ 久しぶりだね大仏っつぁん
正倉院展の後、歩いて東大寺へ。鹿の糞を除けながら境内に入るとこちらも人だらけ。こんなに人が多い時にきたのは初めて。学生の団体も多いけど、外国人も多い。どこかの外国僧(サンダル履きで白や黄色の布を身体に巻き付けている。ミャンマーっぽい?)の団体にも逢いました。
大仏殿では大仏っつぁんの、上からの視線をめっちゃ感じながらお参り。右後方のくぐり抜けられる柱の穴にチャレンジしている小柄な女性がいました。団体さんのガイドを盗み聞きしていると、あの穴は大仏っつぁんの鼻の穴と同じ大きさらしいです。でけー。
賑やかな大仏殿の後、静かな戒壇院へ。かっこいい四天王像と再会してから、帰路につきました。







